1. 薪棚を自作するメリット
1-1 既製品の薪棚はなぜ小さい?価格とサイズの現実
maki-stove市販されている薪棚を見てみると、意外とサイズが小さいと感じたことはありませんか?
ホームセンターや通販で手に入る薪棚は、組み立ても簡単で見た目も整っていますが、収納量が少なめ。せいぜい数束分〜1m2程度しか入らず、「冬を越すには全然足りない」という声もよく耳にします。しかも、金額はそこそこするのに、大量の薪をストックできるわけではありません。



私自身も最初は既製品を購入しましたが、結局すぐに薪があふれてしまい、もう一つ買う羽目になりました。結果的にコストがかさんでしまったのです😭
1-2 自作するとコスパ最強!大容量の薪棚を安く手に入れる方法
一方で、自作すれば必要なサイズを自由に設計できるのが最大のメリット👍
材料を選べば、費用をグッと抑えることも可能です。
ベテランの薪ストーブユーザーはだいたいオリジナルの薪棚を使用していますよね。
でも、DIYで薪棚をつくるのはちょっとハードルが高そうって思いませんか?
でも大丈夫です!


今回紹介する薪棚は、コンクリートブロック・垂木・2×4材・ブルーシートというシンプルな材料で作れます。工具も最小限なので、初心者でも挑戦しやすいのが特徴です。
「DIY=大変」というイメージがありますが、実際は思ったよりも簡単。むしろ既製品を2つ3つ買うよりも、DIYで一気に大容量を作った方が経済的です。
1-3 DIY初心者でも挑戦できる「簡単な構造」にするのがポイント
薪棚を自作するにあたって重要なのは、「複雑な設計にしないこと」。


DIYに慣れていない方でも、直線的に組むだけのシンプルな構造なら安心して作業できます。
木材をカットして組みあげ、上にブルーシートをかけるだけ。特別な技術は不要で、必要なのはのこぎりとカッターだけです。



DIYに自信のない方でも、一歩踏み出せる内容になっていますよ😄
2. 薪棚に必要な3つの要素
薪棚を自作するときに大切なのは、ただ木材を組んで薪を置けるスペースを作るだけではありません。薪をしっかり乾燥させ、快適に使えるようにするためには、最低限おさえておきたい3つの要素があります。
2-1 薪を大量に保管できるスペース
薪ストーブを本格的に使うと、想像以上の薪を消費します。既製品の小さな薪棚では冬を乗り切れず、追加で買い足すことになりがちです。
自作なら、自分のライフスタイルに合わせて「大容量」の薪棚を作れるのが最大の魅力。今回の設計でも、既製品の倍以上の量をまとめて収納できるサイズを確保します。
2-2 雨を避ける屋根(ブルーシート活用)
薪が雨に濡れてしまうと、火がつきにくくなり、煙が大量に出たり、燃焼効率が落ちたりします。だからこそ「屋根」をつけることは必須条件です。
立派な屋根を作るのは手間ですが、ブルーシートをかけるだけでも十分に効果があります。コストを抑えつつ、簡単に雨よけを設置できるのも自作薪棚のメリットです❗️
2-3 地面の湿気を受けない土台(コンクリートブロック)
薪を直接地面に置いてしまうと、下からの湿気を吸ってしまい、せっかく乾燥させた薪がダメになってしまいます。
コンクリートブロックを使って薪を地面から浮かせることで、湿気の影響を大きく減らせます。また、通気性が良くなるので、乾燥も進みやすくなるのです。
この3つの要素を満たすことで、「大量保管・雨対策・湿気対策」がそろった実用的な薪棚になります。
3. 今回作る薪棚の概要
今回ご紹介する薪棚は、「安く・簡単に・大容量」をテーマにしています。必要な材料も少なく、DIY初心者でも無理なく取り組める設計です。
3-1 材料と費用の目安
今回使用する材料は、すべてホームセンターで手に入るものばかりです。
- コンクリートブロック:6つ(地面の湿気対策用)
- 垂木(たるき):6本(側面・骨組み用)
- 2×4材:3本(底面・骨組み用)
- ブルーシート:1枚(雨よけ用)
費用の目安は、サイズや材質にもよりますが、5,000〜8,000円程度に収まります。既製品の薪棚を購入するよりも格段に安く、大きなサイズを手に入れられるのが魅力です。



そして、経年劣化したときは、劣化したパーツだけ交換すればよいのもメリットです😄
3-2 完成サイズのイメージ
この薪棚は、ベースとなる2x4材の長さに合わせて設計するため、大きめのサイズでもしっかり安定します。高さは大人の胸のあたりまでを目安にすることで、出し入れも楽になります。
収納力としては、今回の設計でおおよそ 2m2程度の薪をまとめて置ける容量を確保可能です。
もっと収納力が欲しい方は、コンクリートブロックの数や、2x4材の長さを調整してみてください。
3-3 設置場所を選ぶときの注意点
薪棚は設置場所によって使い勝手が大きく変わります。
- 地面が安定している場所:傾いていると、積んだ薪が崩れる原因になります。
- 雨水が溜まりにくい場所:水はけの良い場所を選びましょう。
- 風通しの良い場所:薪が乾きやすくなり、カビや腐敗を防げます。
特に雨水と湿気は薪の大敵です。設置前に一度、雨の日の様子を確認しておくと安心です。
4. 材料と道具の準備
薪棚づくりに必要な材料と道具は、とてもシンプルです。すべてホームセンターで揃えられるので、思い立ったらすぐに準備できます。


4-1 ホームセンターで揃う材料リスト
今回使うのは以下の4種類だけです。
- コンクリート基本ブロック:6つ 薪を直接地面に置かないための土台。湿気対策の要になります。
- 垂木:6本 柱として使う木材。軽くて扱いやすいです。
- 2×4材:3本 横材として使用。垂木よりも強度が大きく、安心です。
- ブルーシート:1枚 屋根代わりにして雨を防ぎます。安価で入手しやすく、交換も簡単です。
4-2 必要な工具
最低限、次の2つがあればOKです。
- のこぎり:木材を必要な長さにカットするため。電動工具がなくても手のこで十分対応できます。
- カッター:ブルーシートを加工するのに使います。
DIY初心者でもこの2つなら扱いやすく、特別な技術もいりません。
4-3 費用をさらに抑えるコツ
- 中古資材を探す:地元の建材ショップやフリマアプリでも、安く手に入ることがあります。
- ブルーシートの厚みを選ぶ:薄手なら安く済みますが、長持ちさせたいなら厚手を選ぶのがおすすめです。
こうした工夫をすれば、さらに予算を抑えながら実用的な薪棚を作ることができます。
5. 薪棚の作り方【ステップごとに解説】
ここからはいよいよ実践編です。複雑な加工は一切なし。基本ブロック・垂木・2×4材・ブルーシートを組み合わせるだけで、大容量の薪棚が完成します。


5-1 コンクリート基本ブロックを並べて土台をつくる
まずはコンクリートブロックを地面に並べます。薪が直接地面に触れないようにすることで、湿気を防ぐのが目的です。
- ブロックを縦2列×横3列に配置(計6つ)
- できるだけ水平になるように並べる
- 地面が傾いている場合は砂や砕石で調整
ここがしっかりしていないと、後で薪棚が傾いてしまうので丁寧に設置しましょう。
5-2 垂木と2×4材を組み合わせて骨組みを作成(大容量スペースを確保)
次に骨組みを作ります。
- 基本ブロックの上に2x4材を置き、土台の底面を作る
- 垂木をコンクリートブロックの穴に立て、穴の隙間に砂利などを詰めることで固定



ポイントは「シンプルに組む」こと。釘などで固定しないため、一見、不安定そうに見えますが、薪自体の重みで全体が安定してきます😄
5-3 上部にブルーシートをかけて雨よけをする
骨組みが完成したら、最後に屋根を取り付けます。
- ブルーシートを広げて、上からすっぽりとかける(柱部分はカッターで穴をあける)
- 風で飛ばされないよう、ロープなどで固定するとなお安心
- 雨水が流れ落ちやすいように、片側を少し低くするとベスト
これだけで簡易的な屋根が完成し、雨から薪を守ることができます。
5-4 横風対策・強度を増す簡単アレンジ方法
風の強い地域や雪の多い地域では、補強を加えると安心です。
- 側面に余った木材を渡して補強
- ブルーシートをピンと張り、たるまないようにする
- 必要なら波板や古材を使って屋根を強化
ちょっとした工夫で、より長持ちする薪棚になります。
6. 実際に使ってみて感じたこと(体験談)
今回の薪棚を実際に作ってみて、感じたことを率直にお伝えします。DIY初心者の方がイメージしやすいように、良かった点と課題点の両方をまとめました。
6-1 「大きな薪棚が欲しい」悩みが解決!
これまで既製品の薪棚を使っていたときは、すぐに満杯になってしまい、追加で小さな薪棚を置いたり、ブルーシートをかけて地面に直置きしたりしていました。
今回の自作棚は一度にたっぷり収納できるので、薪の置き場所に困ることがなくなりました。
材料もホームセンターで安く手に入るものばかりなので、必要な薪量に応じて調整できるのもいいですよね!
6-2 作って良かったポイント(収納力・コスパ・簡単さ)
- 収納力:大量の薪をまとめて入れられるのは本当に便利です。
- コスパ:材料費は1万円以下。既製品の大きめサイズを買うより断然安上がりでした。
- 簡単さ:のこぎりとカッターだけで作業が完了。複雑な工具がいらないのでストレスも少なく、半日程度で完成しました。
7. まとめ
薪棚は「大量に保管できる」「雨を避けられる」「地面の湿気を受けない」という3つの条件を満たすことで、本来の役割を果たします。
今回紹介した方法なら、
- 材料は コンクリート基本ブロック・垂木・2×4材・ブルーシート だけ
- 工具は のこぎり・カッター の2つだけ
- 費用は 1万円以下で大容量の薪棚 が完成
という、初心者にもうれしいシンプル設計です。
もちろん、ブルーシートの見た目や耐久性に物足りなさを感じたら、後から波板や追加の木材で改良することもできます。まずは最低限の材料で「とにかく作ってみる」ことが第一歩です。
大きな薪棚が欲しいけれど自作は難しそう…と感じていた方も、この記事を参考にぜひ挑戦してみてください。きっと、薪ストーブのある暮らしがもっと快適になりますよ。


