
2. あまはづきの特徴と魅力✨🍠

2-1 収穫直後から甘い!
さつまいもといえば「収穫してからしばらく寝かせて甘さを引き出す」というのが定番ですが…
あまはづきは違います❗️
掘りたて直後からねっとり甘い のが最大の魅力。薪ストーブでその日のうちに焼き芋にしても、しっかり甘さが味わえます🔥。
2-2 早掘りで楽しめる(葉月=8月)
通常のさつまいもは秋のイメージですが、あまはづきは 8月から収穫可能。
「早く芋掘りがしたい!」「夏休みに子どもと一緒に収穫したい!」という家庭菜園派にもピッタリです👨👩👧👦🌱。
2-3 病害虫に強い
- ネコブセンチュウに強い抵抗性💪
- つる割病・黒斑病にも「やや強」とされていて、比較的育てやすい品種です。初心者でもチャレンジしやすいのは嬉しいポイントですね。
2-4 収量も十分
形はきれいな紡錘形で、収量は「べにはるか」と同等以上。
標準栽培ではやや多収になる傾向もあり、家庭用にも直売にも使いやすい 品種です。
2-5 注意点:貯蔵性は低め
ひとつだけ注意点があります⚠️
あまはづきは「収穫直後から甘い」反面、長期保存には不向き。
貯蔵性は「難」と評価されているので、家庭菜園なら「掘ったら早めに食べる!」のが基本ルールです。
https://www.naro.go.jp/project/results/5th_laboratory/carc/2021/carc21_s01.html
3. 苗の入手と植え付け🌱✨

3-1 苗の入手方法
あまはづきは、まだ登場して間もない新品種。
ホームセンターなどではなかなか見かけにくい品種です。
今回は近くのホームセンターで運良く入手することができました!
maki-stove近くで入手できない方はいまはネットでも買えます⬇️⬇️⬇️⬇️😄
3-2 植え付け時期の目安
- 標準的な植え付け時期は 5月上旬〜6月中旬 🗓️
- 気温が20℃を超え、霜の心配がなくなってからが目安です。
👉 早掘り(8月収穫)を狙う場合は、できるだけ早めの植え付けがポイントになります。
3-3 畝づくりと植え方
- 畝(うね)は高めに:水はけを良くし、根腐れを防ぎます。
- 株間は30cm程度:ゆとりをもたせて植えると、芋が大きく育ちます。
- 斜めに差し込む:苗は斜めに挿して、節が土にしっかり入るようにします。
植え付け後は、根がつくまでしっかり水やり💧。ここで失敗すると、その後の成長がグンと変わるので大事な工程です。
4. 生育期の管理🌿🍠
植え付けが終わったら、あとはサツマイモの成長をサポートしていきます。あまはづきは比較的育てやすい品種ですが、ちょっとしたコツで収穫量や味が変わりますよ✨。


4-1 水やりのポイント💧
- 植え付け直後(活着するまでの約1週間)はしっかり水やり。
- その後は基本「雨まかせ」でOK。乾燥が続く時期だけ補いましょう。👉 水をやりすぎると芋が育ちにくくなるので注意です。
4-2 肥料の注意点🌱
- サツマイモは 肥料をやりすぎない のがコツ。
- 特に窒素肥料を多く与えると「つるばかり茂って芋が太らない(つるぼけ)」現象が起きます⚠️。
- 植え付け前に元肥を控えめに入れる程度で十分です。
4-3 つる返しの実施🔄
サツマイモのつるはどんどん伸びて地面に根を張ります。
そうすると養分が分散してしまい、肝心の芋が育ちません。
👉 定期的に「つる返し(つるをひっくり返して株元に戻す)」を行いましょう。
4-4 病害虫対策🐛
- あまはづきは「ネコブセンチュウに強い」「つる割病・黒斑病にやや強い」という特徴があります💪。
- ただし「立枯病」への抵抗性は中程度なので、連作は避け、できるだけ 輪作(畑を回して使う) を意識すると安心です。
5. 収穫のタイミングと方法⛏️🍠


5-1 早掘り(8月収穫)の魅力
あまはづきの大きな特徴は、なんといっても 8月(葉月)から収穫できること!
他の品種が秋本番にならないと掘れないのに対し、夏休みの時期に芋掘りが楽しめるのは嬉しいポイントです🎉。
収穫直後から甘いので、すぐに薪ストーブやオーブンで焼き芋にして楽しめます🔥。



個人的には、貯蔵した方がより美味しいと思いましたが、収穫直後でもそれなりに甘かったですよ😄
5-2 標準栽培での収穫時期
通常栽培の場合は、植え付けから およそ120日前後 が収穫の目安。
9月〜10月にかけて掘り頃を迎えます。
👉 試し掘りをして、芋の太り具合を確認してから一気に収穫すると安心です。
5-3 掘り取りのコツ
- 収穫の前にツルを刈り取っておくと作業しやすい✂️
- スコップや鍬を使うときは、芋を傷つけないように株の少し外側から掘る のがコツ。
- 掘り上げたら、泥を軽く落とし、日陰で半日ほど乾かしてから保存します。
👉 あまはづきは皮が比較的デリケートなので、収穫時にはやさしく扱うことが大切です。
6. 収穫後の取り扱いと保存📦🍠
6-1 掘りたての芋はデリケート
サツマイモは収穫したての状態では皮が薄く、ちょっとした傷からでも傷みが広がりやすいです💦。
特にあまはづきは皮がやわらかめなので、収穫時も保存時も丁寧に扱う のが鉄則です。
6-2 貯蔵性は「難」⚠️
あまはづきの最大の注意点はここ。
「収穫直後から甘い」というメリットの一方で、長期保存には向かない んです。
農研機構のデータでも「貯蔵性は難」と評価されており、べにはるかのように数か月寝かせて熟成させる品種とは異なります。
6-3 保存の工夫
- どうしても保存する場合は、13〜15℃前後・湿度85〜90%の環境 が理想的。
- 新聞紙に包んで段ボールに入れ、直射日光や冷え込みを避けて保管します。
- それでも長持ちはしにくいので、掘ってから2〜3週間以内に消費 するのが安心です。
6-4 おすすめの楽しみ方
収穫したその日に焼き芋にして薪ストーブで味わうのはもちろん、
- 天ぷら
- 煮物
- スイートポテトなど、掘りたてを新鮮なうちに料理に活用する のがおすすめです😋。
7. 食味レビューと活用法😋🍴
7-1 焼き芋🔥🍠
あまはづきは、やっぱり焼き芋で本領発揮!
掘りたてをそのまま薪ストーブやオーブンで焼くと、ねっとり甘く、しっとりした口当たり。
「べにはるか」に負けない糖度がありつつ、収穫直後から楽しめるのが大きな魅力です。
7-2 天ぷらでホクホク✨
油との相性も良く、天ぷらにすると外はカリッと、中はほんのりホクホク。
ねっとり感が強すぎないため、衣と芋の食感のコントラストが楽しめます。
7-3 煮物・汁物🍲
煮崩れしにくいので、味噌汁や煮物に入れても形が残りやすいのが特徴。
ほんのりした甘みが出汁や味噌とよく合い、家庭料理にも使いやすい万能型です。
7-4 お菓子作りにも🍰
収穫直後から甘いので、砂糖を控えめにしてもスイートポテトやケーキが美味しく仕上がります。
「自然な甘みを生かしたスイーツ作り」にピッタリです。
7-5 他品種との使い分け
- べにはるか → 強いねっとり感、スイーツ向き。
- あまはづき → ねっとり+ホクホクのバランスが良く、料理全般に使いやすい。
👉 つまりあまはづきは、「甘さと使い勝手のバランスが良い万能型」なんです✨。
8. まとめ:あまはづきを育てたい人へのアドバイス🌙🍠
「あまはづき」は、その名前の通り——
甘い味わい と 葉月(8月)からの早掘り収穫 が大きな特徴です。
ポイントをおさらいすると…
- 収穫直後から甘い 👉 掘ってすぐ薪ストーブ焼き芋が楽しめる🎉
- 8月収穫が可能 👉 夏の芋掘り体験や、早期出荷にも向く
- 病害虫に強い 👉 ネコブセンチュウに抵抗性があり、初心者でも育てやすい
- 貯蔵性は低い 👉 長期保存には不向き。早めの消費・出荷が基本
こんな人におすすめ✨
- 薪ストーブで「掘りたて焼き芋」をすぐに味わいたい方🔥
- 夏休みに家族で芋掘りを楽しみたい方👨👩👧👦
- 新しい品種にチャレンジしてみたい家庭菜園愛好家🌱
- 直売所や飲食店などで、夏から秋にかけて新しいサツマイモを提供したい方
薪ストーブの火でほっくり甘い焼き芋を楽しむ。
その最高の相棒として、今年は あまはづき を育ててみませんか?😊🍠🔥



