煙突掃除の道具は何が必要?初心者向けおすすめアイテム6選

目次

1. 煙突掃除って?

1-1. なぜ煙突掃除が必要なのか?

薪ストーブを使っていると、煙突の内側には「スス」や「タール(クレオソート)」が少しずつ溜まっていきます。これを放置すると、煙突の詰まり や 燃焼効率の低下 につながり、最悪の場合は「煙突火災」の原因になることも…

煙突火災とは、煙突内にこびりついたタールが高温になって発火し、煙突の内部で火が燃え上がる現象 です。ひどい場合は、そのまま屋根や家全体に燃え移ることも…。

「そんなの怖すぎる!😱」と思うかもしれませんが、定期的な煙突掃除 をすればしっかり防げます!

1-2. 煙突掃除を怠ると起こるリスク

煙突掃除をサボると、具体的にどんなトラブルが起こるのでしょうか?

① 煙が部屋の中に逆流する
煙突が詰まると、薪ストーブから出る煙が外に逃げられず、室内に充満してしまいます。これにより、一酸化炭素中毒の危険も高まります。

② 薪が燃えにくくなる(燃焼効率の低下)
煙突の通気が悪いと、薪ストーブの燃焼が不完全 になり、思ったように暖まらないことも…。結果として、薪の消費量が増え、コスパが悪くなるんです。

③ 煙突火災のリスクが高まる
煙突に溜まったタールが発火すると、火事の原因に。特に冬場は乾燥しているため、一度火がつくと燃え広がるスピードも早く、非常に危険です。

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どんなものでもそうですが、適切に清掃・メンテナンスしてあげることで、最高のパフォーマンスを発揮します😊

1-3. 業者に頼む vs. 自分で掃除する|どちらがいいの?

「煙突掃除って業者に頼んだほうがいいの?🤔」と悩む人も多いですよね。

✅ 業者に頼むメリット

• プロの技術で徹底的に掃除してくれる

• 高所作業が苦手な人でも安心

• 煙突の点検や修理も一緒にできる

ただし、費用は1回あたり1~3万円ほど。毎年お願いするとなると、結構な出費になります💸。

✅ 自分で掃除するメリット

• 道具を揃えれば何度でも掃除できる(長期的に見ればコスパ◎

• 好きなタイミングで掃除できる(業者の予約待ち不要)

• 薪ストーブの構造やメンテナンスに詳しくなれる

初心者でも適切な道具と手順を知っていれば、安全に煙突掃除ができます!本記事では、初めての人でも安心してチャレンジできるように、おすすめの道具 と 基本的な掃除のやり方 を詳しく解説していきます💡

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やることは、ススを落とすだけなので、とてもシンプルですね😊

2. 煙突掃除に必要な基本アイテム6選

煙突掃除を成功させるためには、適切な道具を揃えることが大切 です。「とりあえずブラシがあればいいでしょ?」と思うかもしれませんが、それだけでは不十分。

必要な道具を事前に準備しておけば、掃除がスムーズに進み、部屋が汚れるのも防げます! ここでは、初心者向けに「絶対に必要な道具」と「あれば便利な道具」を紹介します。

2-1. 【必須】煙突ブラシ|サイズ選びのポイントと使い方

煙突掃除の主役といえば、煙突ブラシ! これがないと掃除は始まりません。

🛠 煙突ブラシの選び方
• 煙突の直径に合ったサイズを選ぶ(例:煙突直径φ150mmならφ150mmのブラシ)
• ナイロン製or金属製? → 初心者はナイロン製がおすすめ(傷がつきにくい)

✅ 使い方のコツ
1. ロッド(後述)にブラシを取り付ける
2. 煙突の上から or 下からブラシを通す
3. 上下に動かしてススをかき落とす

「屋根に登るのが怖い!」という人は、下(ストーブ側)からブラシを通す方法 もありますよ👍。

2-2. 【必須】ロッド(延長棒)|どのくらいの長さが必要?

ブラシ単体では煙突の奥まで届かないので、ロッド(延長棒)を接続して使います。

🛠 ロッド選びのポイント
煙突の長さに合わせて必要本数を決める(1本1mが多い)
• 硬すぎず、ある程度しなるタイプが扱いやすい

ロッドをつなげることで、長い煙突でも1人で掃除できるようになります!

2-3. 【必須】煙突掃除袋・養生シート・マスキングテープ|室内を汚さないための工夫

「煙突掃除をしたら部屋がススだらけに…😱」なんてことにならないように、しっかり養生 しましょう!

✅ 必要なアイテム
• 大きめの養生シート(ストーブ周りを覆う。ビニール袋でもOK)
• マスキングテープ(煙突の隙間をふさぐ)
・煙突掃除袋(もしくはゴミ袋)→ススをこの中に落とす

ススが舞い散るので、ストーブの扉や床もしっかりカバーするのがポイント!

2-4. 【あると便利】掃除機(集塵機)|後片付けを楽にするアイテム

掃除をすると、隙間からススが落ちてきます。掃除後の片付けをラクにするために、スス受けトレーや掃除機 を準備しておくと便利です!

✅ あると便利なアイテム
• 掃除機(集塵機) → 落ちたススを一気に吸い取れる

普通の掃除機はススでフィルターが詰まりやすい ので、業務用の集塵機があればベスト!

2-5. 【あると安心】防護マスク&ゴーグル|健康被害を防ぐための必需品

煙突掃除では、ススを吸い込むリスク があります。長時間掃除すると、のどの痛みや目のかゆみ を感じることも…。

✅ 必要な防護アイテム
• 防護マスク(N95推奨) → ススの吸入を防ぐ
• ゴーグル → 目にススが入るのを防ぐ

使い捨ての安いマスクでもOKですが、長時間作業するならN95規格の防護マスク がおすすめ!

2-6. 【屋根から掃除する場合は必須】はしご&安全ベルト

屋根の上から煙突掃除をするなら、はしごと安全ベルト(命綱) は必須! 高所作業はとにかく安全第一 です⚠️。

✅ はしごを使うときのポイント
地面がしっかりした場所に設置する(不安定な場所はNG)
• 安全ベルトを固定する場所を事前に確認

屋根の上での作業が不安なら、無理をせず、業者に依頼するのも選択肢のひとつ です。

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煙突が2階まで伸びているような家の場合は、家の中から掃除、もしくは業者に依頼するのが安全ですね!はしごを使用するときは伸縮はしごがコンパクトで便利ですよ❗️

3. 初心者向け!煙突掃除の基本手順

煙突掃除の道具が揃ったら、いよいよ実践! とはいえ、「どうやって掃除すればいいの?」 と不安な人も多いはず。

ここでは、初心者でもスムーズに掃除できるように、事前準備から掃除の手順、チェックポイント までわかりやすく解説します。

3-1. 掃除の前に準備すること|安全対策と事前チェック

✅ 掃除の前にやるべき3つのこと

🔹 ① 天気をチェック!
• 屋根の上で作業するなら、風が強い日・雨の日はNG!
• 晴れていて、足元が滑らない日を選ぼう

🔹 ② 煙突&ストーブの温度を確認
煙突やストーブが完全に冷えていることを確認!
• 前日に薪ストーブを使わないのがベスト(残り火があると危険!)

🔹 ③ 必要な道具をすべて揃える
• 掃除中に「あれが足りない!」とならないように、道具を事前に準備 する

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煙突外してから足りないものに気づいたりしたら悲しい😂

3-2. 煙突の掃除方法【屋外(屋根上)・屋内それぞれのやり方】

掃除の方法は、「屋外(屋根上)」から行う方法 と 「屋内(ストーブ側)」から行う方法の2種類があります。どちらの方法でも掃除はできますが、屋外からのほうがススが舞いにくく、効率的に掃除できる のでおすすめ!

✅ 屋外(屋根上)からの掃除手順

🔸 難易度:★★★(高い)

🔸 メリット:ススが部屋に落ちない、しっかり掃除できる

🔸 デメリット:高所作業の危険あり

STEP
ストーブ周りを養生シートで覆い、マスキングテープで固定(スス対策)
STEP
ストーブの煙突接合部分を取り外して、ゴミ袋を装着(機種によっては取り外し不可の場合も)
STEP
はしごを設置し、安全ベルトを装着(転落防止)
STEP
煙突トップを取り外す(ネジや金具で固定されている場合あり)
STEP
煙突ブラシをロッドに取り付け、上から挿入
STEP
ロッドをつなぎながら上下に動かし、ゴミ袋内にススを落とす
STEP
掃除が終わったら、煙突トップとストーブの煙突接合部分を元に戻す

✅ ポイント

• ロッドを追加しながら奥まで掃除する(できれば)

• 煙突トップもススやタールが付着しやすい ので、ブラシで掃除する

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炉内に直接ススを落とせる構造のストーブであれば、step2は省略できます😄

✅ 屋内(ストーブ側)からの掃除手順

🔸 難易度:★★☆(中級)

🔸 メリット:屋根に登らなくていい、安全性が高い

🔸 デメリット:ススが室内に落ちやすい

STEP
ストーブ周りを養生シートで覆い、マスキングテープで固定(スス対策)
STEP
ストーブの煙突部分を取り外して、煙突掃除袋(もしくはゴミ袋)を装着(機種によっては取り外し不可の場合も)
STEP
煙突ブラシをロッドに取り付け、下から挿入(予めゴミ袋を貫通させておく)
STEP
ロッドをつなぎながら上下に動かし、ゴミ袋にススを落とす
STEP
煙突の内部をチェックし、掃除が完了したらストーブを元に戻す

✅ ポイント

• 煙突内部にタールがこびりついていたら、スクレーパー(ヘラ)で削る

• 掃除後、ストーブ内に落ちたススを掃除機で吸い取る

3-3. 掃除後のチェックポイント|燃焼効率を上げるコツ

掃除が終わったら、「ちゃんとキレイになったか?」をチェックしましょう!

🧹掃除後に確認すべきポイント

✅ 煙突の中にススやタールが残っていないか?(ライトで照らして確認)

✅ 煙突トップがしっかり固定されているか?

✅ ストーブを再設置したあと、煙突のつなぎ目に隙間がないか?

🔥 ワンポイント! 掃除後の燃焼テスト

1. 小さな薪をくべて試し焚きする

2. 煙突からしっかり煙が抜けているか確認(逆流がないかチェック!)

これで問題なければ、煙突掃除は成功です!✨

4. 煙突掃除の頻度とタイミングの目安

「煙突掃除って、どのくらいの頻度でやればいいの?」

これは薪ストーブユーザーがよく悩むポイントですよね。掃除の頻度が少なすぎると煙突火災や煙の逆流のリスク が高まりますが、かといって毎月掃除するのは大変…。

ここでは、適切な掃除の頻度と、煙突掃除のタイミングを見極めるサインを解説します!

4-1. どれくらいの頻度で掃除すればいいのか?

基本的な目安として、最低でもシーズンごとに1回 は掃除するのが理想です。

✅ 煙突掃除の目安(薪の種類・使用頻度別)

薪ストーブの使用状況煙突掃除の頻度
毎日使う(冬の暖房メイン) 年2~3回(シーズン中1回+シーズン前後)
週に数回使う(補助暖房) 年1~2回(シーズン前 or シーズン後)
たまに使う(週末利用)年1回(シーズン前 or シーズン後)

4-2. 掃除のサイン|煙突が詰まりやすい症状とは?

「そろそろ掃除したほうがいいかも?」と判断するためのチェックポイント を紹介します。

✅ 煙突掃除が必要なサイン

☑ 薪ストーブの煙の抜けが悪い(炎がくすぶる)

☑ 室内に煙が逆流することが増えた

☑ 薪を燃やしたとき、異臭がする(タールが溜まりすぎている)

☑ ストーブのガラスがすぐに黒くなる(排気が適切にされてない)

特に「薪ストーブを焚くたびに煙が逆流する」場合は、かなり煙突が詰まっている可能性大! すぐに掃除しましょう。

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以前よりも排煙がうまくいかないときは、煙突内にススが溜まっているサインかもしれません🤔

5. まとめ|初心者でも安心して掃除をするために

薪ストーブの煙突掃除は、「なんだか難しそう…」と思われがちですが、道具と手順さえ知っていれば初心者でも十分にできる作業です!

ただし、いくつかのポイントを押さえないと、ススまみれになったり、掃除しきれなかったりすることも…。最後に、初心者が失敗しやすいポイントと対策 をまとめました!

5-1. 初心者が失敗しやすいポイントと対策

☑ 煙突ブラシのサイズが合っていない

→ 煙突の直径に合ったブラシを選ぼう!

煙突より小さいブラシを使うと、汚れがしっかり落ちません。事前に煙突のサイズを測っておくことが大切!

☑ 煙突の掃除を始める前に養生をしていない

→ 室内掃除が大変になるので、しっかり養生!

ストーブの周りに養生シートや新聞紙を敷く、煙突の開口部をマスキングテープでふさぐ などの対策をしましょう。

☑ はしごの設置が不安定で危険な状態に…

→ 屋根の上で作業する場合は、安全対策を万全に!

はしごをかける場所は、地面が平らで安定していることを確認 し、安全ベルトを必ず装着しましょう。高所作業が不安な場合は、無理せず業者に依頼するのもアリです!

☑ 掃除後のチェックを忘れてしまう

→ 掃除後は「煙突の中」と「煙の抜け」を確認しよう!

スマホのライト で煙突の中をチェックし、ススやタールが残っていないか確認。最後に試し焚きをして、煙の抜けがスムーズかどうかも確認 しましょう!

5-2. 道具を揃えれば煙突掃除は意外と簡単!

煙突掃除は、道具さえ揃えれば意外とシンプルな作業 です!

🔹 煙突掃除に必要な6つのアイテム

✅ 煙突ブラシ(必須)

✅ ロッド(延長棒)(必須)

✅ 養生シート&マスキングテープ&煙突掃除袋もしくはゴミ袋(必須)

✅ 掃除機(あると便利)

✅ 防護マスク&ゴーグル(健康対策)

✅ はしご&安全ベルト(屋根から掃除する場合)

最初は手間に感じるかもしれませんが、自分で掃除できるようになれば、コストを節約できて薪ストーブのメンテナンスにも詳しくなれる というメリットもあります!

しっかり準備をして、安全に煙突掃除を行いましょう!✨

さいごに「無理せず、安全第一」で!

薪ストーブの煙突掃除は、定期的に行うことで火災のリスクを減らし、ストーブの燃焼効率をキープできる大切な作業 です。ただし、屋根の上での作業が危険だと感じた場合は、無理せずプロに依頼するのも大切な判断 です。

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「安全第一」で、自分に合った方法で煙突掃除にチャレンジしてみてください! 😊🔥

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